Maya Trivia
Bourbon
アーリー・アメリカの文化が息づく大人のウイスキー“バーボン”。
バーボンは、アメリカ合衆国ケンタッキー州を中心に製造される蒸留酒(ウイスキー)で、正式には「バーボン・ウイスキー」といいます。
むかしの西部劇などでジョン・ウェインやクリント・イーストウッドが、颯爽とバーカウンターでバーボンをあおる姿を記憶している人も多いと思います。
アメリカ合衆国発足の年、1789年にエライジャ・クレイグ牧師によって作られたのがバーボンの始まりといいわれ、「バーボン」という名前はアメリカ独立戦争の際にアメリカ側に味方した、フランスの「ブルボン朝」に由来しています。
その後、合衆国第三代大統領トーマス・ジェファーソンがケンタッキー州の郡の1つを「バーボン郡」と名づけ、それがそのまま同地方で生産されるウイスキーの名前となって定着しました。
バーボンの特徴は、51%以上80%未満のトウモロコシ(80%以上のトウモロコシを含むものは「コーンウイスキー」)を主原料にすることで、その他ライ麦・小麦・大麦などを含有して造られます。特に麦芽は糖化する際に必要で、この原料に酵母を加えてアルコール発酵させます。
その後、連続式蒸留機でアルコール度数を160プルーフ (80%) 以下に調整して蒸留し、さらに125プルーフ (62.5%) 以下で内側を焼き焦がしたホワイトオーク(カシ)の新樽に詰めて2年以上貯蔵・熟成。熟成の際に焦げた樽の色と匂いが移り、完成したバーボンは独特の芳香を持つようになります(なお、熟成の際に樽の内側を焦がす理由については、クレイグ牧師が樽を置いていた鶏小屋が火事に遭ってしまい偶然に樽が焦げたという説、最初から樽の内側が焦げていたという説、あるいは魚用だった樽の生臭さを消すために内側を焦がしたという説など様々です)。
完成品として市場に出荷される際には、アルコール度数は80プルーフ (40%) 以上であることが義務付けられ、厳しい品質管理が行われています。
バーボンの中で、特に2年以上熟成させたものを「ストレート・バーボン」、樽同士のブレンドを行わずに少量を瓶詰めしたものを「シングル・バレル・バーボン」、さらに5〜10種類の樽をブレンドしたものを「スモール・バッチ・バーボン」と呼び、それぞれに多彩な味わいを提供しています。
古きよきアメリカの文化を感じながら大人の会話を楽しむ……バーボンはそんなイメージがよく似合う、“男の酒”といえるかもしれません。

 

 

ブラントン・ゴールド
アメリカン・スピリットが息づくバーボンの象徴“ブラントン・ゴールド”
長く熟成を重ねて貯蔵した原酒をひと樽ずつテイスティングし、選び抜かれた原酒だけに与えられた“称号”……それが「ブラントン」。
馥郁とした香りと深くまろやかな味わい。本当の大人にこそふさわしいブラントン「ゴールド」は、他のバーボンにはない至福の酔いをお届けします。
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